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音とピアノとこのところ [日々生活]

約2年前から考え出した音楽の講座はやっと第一歩を踏み出して
皆さんとともに種を蒔いた感じ。

何を元にやるかは決まっているけどどういうことをやるか、という
形を考えずに思考し始めたらまとまらなくなって、
しかもそれを無理やり講座という形にしようとすると全然違うものになるという
そもそも何がやりたいのか?とその辺りをぐるぐるとまわっていた。
その中で、無理やりの普遍性や共通性を見つけるということが
いかに雑な方法であるかを突きつけられた。
無理やりじゃない、見えてないだけで実はそこにある性質はふっとおりてくる。

そんな無理やりじゃないものが出てくるのに
2年もミーティング(という次元でもないが)につきあってくれたShioさんに感謝。
水曜日にその第一回が始まり来年の1月まで続くわけ。
>>セミナー詳細はこちら
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とりあえず一回めが終わったので頭を休めようと丸一日、本を読み音楽を聴く日を作った。
ちょうど週明けに図書館から約半年待ちの宮下奈都「羊と鋼の森」が入荷したと連絡がきた。

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話の内容は割愛するけれど、これはね、ホント、胸がじんじんした。
音を追い求めることってコツコツやることしかないと思う。
でも、その中で跳ね飛ばされたりなんだりする。
でも好きなんだからしょうがない。しかも出したい音に近づきたい。またコツコツが続く。
ピアニスト、調律師、観客の誰もが音を追う。
それがこの小説に見えて、聴こえてくる。
しかも講座で伝えたいことにちょっと近い部分があってそれにも共感した。
ちょうど講座が一段落して、この本がやってきて、タイミングの良さに
神さまっているのかもねと思ったり。


先日某ライブハウスで演奏した後、帰りの挨拶をしたら店長Yさんが
「あのさあMihoちゃんピアノうまくなったね。
こんないい方するのも失礼なんだけどさ(笑)。前進あるのみ!」って言ってくれて。
10年以上前の私を知っているからだけど、なんか火が灯った気持ちになった。


自分の指みて、ちゃんと弾けてる?って問いかける。
こんな私でもそう思うんだから、もっともっと高みにいる人たちの気持ちは
とてつもないレベルなんだろうなあ。
やはりピアノが教えてくれることはキリがない。

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