SSブログ

変わらないという成長 [ちょっと思いついたこと]

この夏は昔からの友人に会うことが多かった。
中学時代、高校時代、大学時代の先輩や友人など主に学生時代の人たちばかり。
学生時代は利害関係もないからあからさまに
その人のキャラクターが表現されて、かなり面白い。
そして、その頃のキャラクターと今はさほど変わらないことが多い。
すこーし大人になった(年を取った)みんなを見て、私もそれなりに
年をとっているんだなと認識したりするけれど、2秒後くらいには
「そんな顔して笑ってた」
「そんな話しかたしてたっけ」と思い出す。

そして「変わらないね」と言葉が出る。

今日、たまたま経済の話の中で「ゼロ成長というのは経済としては右肩さがり」
ということを聞いた。横ばいということはマイナスなのね。

友達と会った時に「変わらないね」と思うのは
その友達に会っていない期間、彼ら、彼女らにはいろいろな日常があって、
いろいろなことに対処して乗り越えてきたその成長の結果が多分
「変わらない」という言葉に集約されるのかも。
少しずつのプラスの中での変わらないあなたに、安心感をもったり、
嬉しさを感じるのだと思う。

「変わらないね」って言われた時に
「またまたー。こんなに会っていないんだから年もとるわ」と
よく言っていたけれど
もし少しづつの私の成長がそこに隠されているとすれば
それはとても嬉しい。

ということで「変わったな(いい意味で)」と思わせる友人というのは
よほどの努力や、熱意や何か大きなことを
魂レベルで掴んだと思わざるを得ない。
でも、そこまでじゃなかったとしても、変わらないということで
十分成長をしているのだろう。

そう考えるとやはり人というのは面白いなあとつくづく思う。
どんな人でも興味深い。そして会える友人というのはなんか、共通した「きらり感」を
感じるのだよね。
そして、再会した時に
「やっぱり、この人たちとある時期同じ時間を過ごせてよかったな」と
感謝したい気持ちでいっぱいになる。

この先もそんな素晴らしい出会いがたくさん待っていることを楽しみにしようと
そんな夏の様々な再会でした。

120915_1523~02.jpg
長野のおばあちゃんちのお米。黄金色の稲穂がキラキラ

nice!(0)  コメント(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。