音楽の中にみるメタモルフォーゼ

今期「音楽の中にみるメタモルフォーゼ」のセミナーが終了。

三回完結のこのセミナーは2年かけて練りに練ったもの。

音楽を聴き、演り、創るという３つを実感できるように組んでいて 自分自身、今まで感じたこと、考えたこと、そして大切だと思っていることを 盛り込めた内容になった。

漠然と一人で考えていたことを、友人であり、植物療法家であり、生物学者の村上志緒さんに自然科学の分野から話をする中でまとまっていった。

熊楠やゲーテが往復書簡を交わす中で自分の考えを深めていったけれど 自分とは違う視点を持ってたり、知らないことを知っていたりすることで 考えが変容し、まとまってくることがある。それを実感した。 まさしく、メタモルフォーゼ。

そして、セミナーの中で音楽を人と学ぶっていいなあと、私自身お伝えする立場からも感じる時間になった。 往々にして個との対峙である音楽ではあるけれども ひとりひとりが独特の個性を持って音を奏でる中で、それが大勢になり、全体としての調和になっていくのは音楽ならでは。

来期は4月から。

詳細はトトラボ植物療法の学校・こちら