待てないワタシ？

最近、また写真をパラパラと撮っている。未だにうまく撮れないなあと思いながらも
自分のみえている世界はこれなんだと改めて発見できるので写真を撮ることは好きだ。

この間、表現することのレスポンスについて話していて
カメラマンの彼女は「写真はレスポンスが速いので選んだ」と。

音楽を演奏することも同じだと改めて思った。
感じたことや考えたことを的確に演奏するというスピードを持つ練習や技術は必要だけど
レスポンスのスピードは美術制作に比べれば格段に速い。

瞬間的に肉体を使うことが好きなんだと思う。
マグマ的に、みえてくる景色を外に出したいと感じた時に一気に見せて、聴かせて欲しくなる。待てない。
それはパフォーマンスにしかできないことだ。

その中で少しづつ理論的に積み上げたり、構成していくのが好きなんだろうなあ、ワタシ。

その一方で、散歩中に植物の芽を出し葉を広げ花をつけて咲かせ種を蒔き次の季節を待つ
そんな一連の速さを感じると妙に安心する。